東電はウソつき

先日の福島原発での被爆事故の続報。
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRBZ6DN2RBZULBH00N.html

・廃液 約100ミリリットル → 数リットル
・東電は入院した2人について、1次請け企業の作業員と説明していたが → 3次請け企業だった

ここまではウソでしたと謝罪した部分。
東電として「知らなかった」を繰り返すなら、再発防止には、監視カメラで常時作業風景を録画記録するルールを作るとかするといいと思う。何も事故がなかったら消せばいいし。


>さらに、この2人らに指示を出す班長は当日病欠しており、代わりに2次請けの監督者が入っていたが、廃液が飛び散った時は別の作業現場にいて立ち会っていなかったことも明かした

元請けの現場監督が(たまたま当日)いなくて、
2次請けの現場監督が(たまたまその時)いなくて、
被害者は二人とも監視役(≒現場監督)。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231027/k10014239441000.html
>カッパの着用は直接洗浄を行う作業員には義務づけられているものの、2人は作業の監視役で、協力会社の判断に委ねられていたということです。

なので、普段からその5人だけで作業していて、「1、2次の現場監督さんたちが、その時だけたまたま両方いなかった(普段は居る)」というのがウソか、
「被害者がカッパを着ていなかったのは、二人とも作業員ではなかったから」というのがウソか、
そのどっちかのウソはまだ残っていると思う。


おまけ︙
2015年の、除染の、多重請負ダメだよねの記事
https://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2015/10/post_12469.html

本当に5人中2人が「3次請け企業からの監視役」なら、作業員は4次請け以下の可能性が高いと思うので、そこもツッコミ入るといいな。