人気の海外記事を翻訳した「だけ」の記事について

バイラルメディアに逆行してオリジナルコンテンツを作りまくった結果まとめ : nanapi社長日記
を読みました。

それへの私のはてブはこんな。
>いや、無許可なら当然ダメでしょ。そもそもが「引用」じゃないんだから。 >引用元を出して翻訳するのはギリギリOKラインです。

だめですよね。
引用なら、その記事を「従」として、それを超えるだけの質の「主」を書いてないといけない。
書いてないんだから、引用ではない、明白。

で、思い出したもの。
クリエイティブコモンズライセンスというものがあります。
作者に無許可でも、リンクだけでOKだよっていうのは、「by」に相当します。
「翻訳する」(だけ)の再配布は「改変」にあたり、
「ND」の許可がないとできないことになっています。
つまりもともとその表示がないのなら、著作者の許諾が必要。

まして「営利目的」なら(NCの条件が解除されていなければ)、なおのこと。
「広告収入」であっても、会社まで企業してしまって、目的は「営利」以外の何物でもないですからね。


他の人のブコメで、
>Okaz Okaz 古川社長はバイラルメディアの意味を勘違いしていると思う。本来、バイラルなのはコンテンツじゃなくてユーザーの方。この誤解は、バイラルメディアが剽窃サイトと誤解された結果なのだろう。

という指摘があり、確かに、と思いました。